複数の通貨の値動きを簡単に読む3つの手順 - FXプロフェッサー鈴川克哉の大人なFX

複数の通貨の値動きを簡単に読む3つの手順

ブログ読者の皆様こんにちは。
スタッフEです。

昨今の複雑な為替市場では1つの通貨の値動きを見ているだけでは、FXの収益を継続的に増やしていくことは難しいでしょう。

鈴川氏が以前記事でも書いた「複数の通貨の値動きを読む方法」をあらためて紹介いたします。

何種類かの通貨ペアの値動きをチェックすることが、継続的に収益を増やせるようになる秘訣です。



通貨の値動きを読むための3つの手順



主要な通貨ペアの値動きを読むには以下の3つの手順を実行するだけです。誰でも簡単に各通貨の値動きを読めるようになります。



1.移動平均線をセットする



まずは日足チャートに移動平均線をセットしてください。移動平均の期間設定には5日線(青)、25日線(黄)、200日線(赤)などとありますが、今回は5日線(青)をセットしてください。

                a_20121219180126.jpg



2.強い通貨、弱い通貨に点をつける



移動平均線が上に向いているのか、下に向いているのかで、通貨ペアそれぞれに点数をつけていきます。

強い通貨には1点、弱い通貨には-1点をつけます。移動平均線が横ばいの通貨ペアにはそれぞれ0点をつけます

下記例のように点数をつけてみてください。

<例a EUR/JPY(ユーロ/円)>

c_20121219181010.jpg

この場合EUR(ユーロ)に対してJPY(円)の方が価格は下落しているので、表にはEUR(ユーロ)の欄に+1、JPY(円)の欄に-1と書きます。

                
<例b 横ばいの場合>

d_20121219181010.jpg

この場合はどちらの通貨も0点となります。

<例c AUD/CHF(豪ドル/スイスフラン)の場合>

b_20121219181009.jpg

この場合AUD(豪ドル)の方がCHF(スイスフラン)に対して価格が下落している、つまりAUD(豪ドル)の方が弱い状態になっています。よって、AUD(豪ドル)-1、CHF(スイスフラン)+1となります。


            

3.表にまとめる



今回点数を付ける通貨はUSD(ドル)、EUR(ユーロ)、JPY(円)、GBP(ポンド)、AUD(豪ドル)の主要通貨ペア。移動平均線は5日線、チャートの時間軸は日足です。点数をつけた通貨をそれぞれ表にまとめてみましょう。12月19日の場合、下記のようになりました。


通貨の値動き

最も強い通貨はEUR(ユーロ)、最も弱い通貨はJPY(円)となりました。



通貨の値動きを読み、取引に活かす



それでは上の表をもとに、通貨の値動きを分析してみます。



最も強い通貨EUR(ユーロ)と最も弱い通貨JPY(円)の値動き



EUR/JPY(ユーロ/円)は12月10日~19日までの間、急上昇しました。

11月に衆議院が解散して以降、円安の流れがでたこともあり、12月の中旬にかけてAUD/JPY(豪ドル/円)やGBP/JPY(ポンド/円)もそれぞれ上昇しましたね。

その中で最も高騰したのがEUR/JPY(ユーロ/円)で、次に高騰したのがGBP/JPY(ポンド/円)です。

2番目に強い通貨GBP(ポンド)と1番弱い通貨JPY(円)の通貨ペアGBP/JPY(ポンド/円)がEUR/JPY(ユーロ/円)に続き、2番目に値動きのある通貨となっていました。



通貨の値動きを読み、市場の旬な通貨ペアを選ぶ



上記のように最も強い通貨と最も弱い通貨を選ぶことが値動きの大きい通貨、つまり“市場の旬な通貨ペア”を選ぶことに繋がります


しかし経済指標などのイベント次第で通貨の値動きはすぐに変ってしまうので、注意してほしいところです。表を作成した12月19日の時点では、EUR(ユーロ)が強くJPY(円)が弱い構造になっていましたが、翌日の日銀金融政策決定会合にて、各通貨の関係性は変化してしまいました。


取引する通貨に強弱の点数をつけ表にまとめるだけで、値動きが大きい通貨ペアを選択するのが簡単になります。

12月の中旬にかけての円安効果で、AUD/JPY(豪ドル/円)やGBP/JPY(ポンド/円)のクロス円が上昇したと言っても、AUD/JPY(豪ドル/円)はそれほど上昇しておりませんでした。

円安効果でクロス円全般をなんとなく取引していたら、足をすくわれた取引もあったかもしれません。

今回は12月中旬のデータとなりましたが、短期・中期・長期で自分が取引するそれぞれの通貨を見ていけば、各通貨の値動きの特徴がより一層見えてくるようになるでしょう。

複数の通貨ペアの値動きが見えれば、市場で旬な通貨を選べるようになります。

何種類かの通貨ペアの値動きを見て読めるようになってきたら次は取引です。
旬な通貨を取引できるよう、さまざまな通貨ペアを取り揃えているFX会社がアイネットFXです。
通貨の強弱をつけるときもチャートが見やすく便利なので、活用されてみてはいかがでしょう。


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