鈴川克哉氏×浅野敏郎氏 対談vol.3 「勝率が低くても良いワケ」 - FXプロフェッサー鈴川克哉の大人なFX

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鈴川克哉氏×浅野敏郎氏 対談vol.3 「勝率が低くても良いワケ」

Vol.2はこちらから
※この対談は2013年1月24日に行われました。

トレンドのある通貨を選ぶ方法


鈴川:取引通貨は、流動性がある通貨を選ぶと、勝ちやすくなります。

浅野:ユーロ/米ドルやポンド/米ドル、豪ドル/米ドルなどの「ドルストレート」に動きがないと、その関連通貨も選べないですよね。鈴川さんはユーロ/ポンドなどの「ユーロクロス」でも取引が多いですね。

鈴川:ユーロクロスは世界的に見ても取引量が多いですから。特に今はポンドもユーロも動いているので、トレンドを見つけやすいです。

浅野:最近のユーロとポンドはユーロ/米ドル、ポンド/米ドルがそれぞれ影響しているというよりも、ユーロ/ポンドが主導していますね。綺麗なトレンドを作っていますよ。

鈴川:去年までのユーロ/豪ドルが最近のユーロ/ポンドと同じような動きをしていました。ユーロ/豪ドルが動いている時はそれにつられて、豪ドル/米ドルも動いていましたよ。

浅野:私の場合、証拠金により取引できる通貨ペアが限定されるので、通貨ペア選びは特に注意しています。昨年末の円安傾向の際に、ユーロ/円やポンド/円、豪ドル/円などの「クロス円」を複数持つことはできなかったのは残念です。

鈴川:通貨選びのポイントは「強い通貨」(その時の市場で買われている通貨)、「弱い通貨」(その時の市場で売られている通貨)の見極め(参考記事:複数の通貨の値動きを簡単に読む3つの手順)。昨年末の円安の際でも、豪ドル/円は他のユーロ/円やポンド/円に比べ上昇率は劣っていました。最も強い通貨を買い、最も弱い通貨を売れば、最大利益を得られ、トレンドも分かりやすい。最近ではユーロ/ポンドがいい例です。

浅野どの主要通貨が買われ、売られているのかを常に注意する必要がありますよね。米ドル/円やユーロ/米ドル、クロス円を見るだけでは勝つチャンスをみすみす逃していますよ。


勝率40~50%でもOK


鈴川:取引の勝率はそれほど重要視する必要はないですよね。「損小利大」の取引なら、勝率より利幅をどれだけ取れるかを考えればいい。

浅野:そうですね。勝率なんて40~45%程度あればOKだと思います。

鈴川:しかし負けた後に心がけることはたくさんあります。負けてリタイアする方たちも、初めから大金を飛ばしているわけではなく、最初は5000円くらいの損失。負けていくうちに資金管理がおろそかになり、気がついたら100万円くらいの損失を抱えリタイア、というケースが多いはず。それなら勝率は4割くらいだけど、勝つときには5万円の利益を得て、負けた時は1000円程度の損失に抑える取引スタイルの方が良い。

浅野勝ちにいくときは勝てて、負けるときには少ない金額で終えられる。これは「相場感」によって引き寄せられることがあります(参考記事:鈴川克哉氏×浅野敏郎氏 対談vol.2 「市場に参加している人だけが得られる感覚」)。「感性」や「勘」だけで取引してきたからではなく、しっかりと取引根拠を持ち、トレードに臨んできた結果だと思います。ちなみに鈴川さんは実際に負けトレードをされた時、どのような対処をされていますか?

鈴川:「損切り=自分の相場感が間違っていた」と考え、損切りされた原因を検証します。逆に、思惑通り指値に近づいた時も要注意です。早く利食いしたいという気持ちが出てしまいますから(笑)。そうならないよう、リミットに近づいた時は見ないようにしています。

浅野:その気持ちはわかります(笑)。夏には参議院選挙もあり、波乱は続きそうですが、お互い頑張りましょう。

鈴川:そうですね。また対談の機会を設けて、具体的な為替予想を話したいです。

浅野:ぜひよろしくお願します!

鈴川:本日はありがとうございました。
(本取材は1/24に行われました)
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